<妖精>

<妖精>

吉沢導星氏の遺作に、Shunが心を込めて色石をセッティングしました。
吉沢導星氏ならではの技術・・・もう作れない作品です。

  1. パールがほとんど動かないほどピッタリと、不規則なバロック・パールの形にK18の枠を作ります。次にペンダント枠にK18の芯を立て、パールにその芯が入る穴を開けますが、パールを枠に差し入れた時には芯も穴も見えない所なので、その位置関係が非常に難しいにもかかわらず、接着剤で固定する前に試しに入れたパールが外れない位、完璧に合わせてある。
  2. パールの上部から小さな玉が7個覗いています。玉はプラチナで、細い棒の先に付いています。これらの棒は枠の奥の内壁にロー付けしてありますが、玉を溶かさないように強い炎を奥の1点に集中して当てるのは至難の技です。
  3. 枠の外壁に極細いプラチナの線がロー付けしてあります。ロー付けする時には溶剤を付けて炎を当てますが、これだけ細い線を付けようとすれば、どうしても溶剤がはみ出してしまうはずです。また溶剤が少な過ぎればうまく付きません。